上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
先日の北星フェアトレードのイベントの記事に続き・・・。
北星フェアトレードの浦野先生が3日の北海道新聞に載っていました。
1月30日札幌市内で講演されたときお話です。
札幌圏のページの為(道新のHPにも載っていない。)
札幌近郊にお住まい人しか見れなかったと思いますが、
去年のフェアトレードフェスタでも一部お話いただいた、バイオ燃料についてのお話です。

植物生まれだからといって、必ずしも環境に良いわけでもないですし、大国がエネルギーを独占しようと
すればするほど、どこかに苦しむ人たちはいるのですね。

浦野さんが関わっているダヤク人の方々が作るビーズの作品はとても素晴らしいですよ。


以下 記事から引用

バイオ燃料で先住民にしわ寄せ 支援策考えて
 北星学園大学准教授 浦野 真理子さん

 植物を原料とするバイオ燃料は、石油に代わるエネルギー源として注目されています。
バイオ燃料の原料である植物は成長する過程で二酸化炭素を吸収するので、バイオ燃料の利用は地球温暖化への影響が小さいとされています。
京都議定書では、バイオ燃料は二酸化炭素の排出量がゼロとして見なされるため、世界各地で、主たる原料の大豆やトウモロコシなどの生産が拡大し、生産物を奪い合う競争が激化、価格は高騰しています。
 インドネシアでは、食用や洗剤などの原料ともなるパーム油を生産するためアブラヤシ栽培が、熱帯林を伐採した跡地で、盛んに行われています。
パーム油は、バイオ燃料の一種であるバイオディーゼルの原料ともなります。

 しかし、環境問題を解決するはずのアブラヤシ栽培が、新たな問題を起こしているのです。栽培する農園が、熱帯林で生活している先住民のエリアを奪い、農薬による土壌や河川が汚染されたりして、生活を脅かしているからです。
 2006年のパーム油の生産大国は、1位がインドネシアで1590万トン、2位がマレーシアで1588万トン。世界で生産される3673万トンの約8割を以上を二国で占めています。
 アブラヤシは、毎年植える大豆とは違い、苗を上、3年から5年ほどたつと収穫が可能になり、以降10年以上にわたって収穫できるほか、採取できる畑1ヘクタール当たりの年間油収量は、大豆と比べ、15倍程度の4-5トン。効率がよいことから、世界的に生産量が増大してきました。
 インドネシアでは、1980年代から、スマトラ島で栽培が広がり、特に90年代の終わりから政府が政策的に栽培を拡大していきました。
 1997年に292万ヘクタールだったアブラヤシ農園面積は、2003年には524万ヘクタールまで拡大しています。
 私が研究対象にしているボルネオ島では、先住民族のダヤク人がおり、焼き畑をしても、その土地が森林に回復するまで別の土地を利用、広い土地の中をローテンション利用することで自然と共存してきました。
 しかし、1970年代から始まった森林伐採は彼らが焼き畑農業に使う土地を脅かしてきました。一方で少ないながらも貴重な現金収入を得るため、伐採企業で働いたダヤク人もいました。木材資源の枯渇と同時に企業が数年前に撤退、焼き畑で一年間収穫していた約2トンの米をすべて売ってもわずか10万円にしかならず、子供が村の小学校を卒業したあと、町の中学校にやることさえも難しい状態なのです。

 そこで、伐採後に進出してきた民営の大規模アブラヤシ農園で、安い賃金で、過酷な条件で働かざるをえない。
 しかし、子供の中学校の入学金が一万円なのに賃金は一日たたり350円。けがをしても治療費も出ません。
 農園企業は地元住民一家族あたり、2ヘクタールのアブラヤシ農地を譲り渡すことになっていますが、アブラヤシの実が安く買い叩かれるなどの問題が起きています。
また、アブラヤシ農園の場合、土地の管理が長期にわたって使用許可を受けた企業側に移ってしまうという問題もあります
インドネシアでは、原油や天然ガスの生産量が減ってきており、2006年以来、代替エネルギー開発、利用促進の政策を採ってきました。また、世界的なバイオ燃料の需要増大を受け、07年5月、マレーシアとの間で、両国のパーム油年間生産量のうち1200トンをバイオ燃料生産に割り当てることで合意しました。
 森林を伐採して生産された木材の多くは、日本で消費されてきました。その跡地に拡大しつつあるアブラヤシ農園がこのような問題を引き起こしています。
地球環境を守るために、過酷な労働条件で働く彼ら先住民族がいることをたくさんの人に知っていただき、支援策を考えてもらいたいと思っています。
 
img20080205.jpg
スポンサーサイト
NEXT Entry
HPができました
NEW Topics
6月28日(講演会『社会的金融とマイクロファイナンス』
6
1月22日「フェアトレード×さっぽろ Vol.3」開催します!
明日から!クリスマスフェアトレード2011
フェアトレードフェスタ2011inさっぽろのホームページができました。
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
ツイッター

fairtra_do < > Reload

全記事表示リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
検索

Page Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。